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ニュース / 世界重要トピックス
米ミシガン大学・ユタ大学、サイボーグ化したコガネムシの羽ばたきで発電に成功
2011年11月28日

米国ミシガン大学とユタ大学の研究グループは、Green June Beetle(米国南部に生息するコガネムシの一種)の体に圧電素子をつけ、飛行による発電実験に成功しました。 2つのプロトタイプ振動発電機による発電量は、11.5マイクロワットおよび7.5マイクロワットでした。

Frankenstein Cyborg Insects from University of Michigan College of Engineering and DARPA.

上の写真は、将来的な構想です。圧電素子だけでなく、太陽電池や熱電素子も、虫の体につけて、センサーやマイコンに給電します。 虫の神経に電極を差し込み、飛行の向きなど行動を制御します。 人間が入れない危険な場所などに飛ばして、偵察しようという構想で、スポンサーはDARPA(米国国防高等研究計画局)です。 つまり軍事研究です。 

今回、実際にサイボーグ化され、実験に使われた虫の写真を、下に載せます。

Frankenstein Cyborg Insects from University of Michigan College of Engineering and DARPA.

左右にまっすぐ伸びているのが、バルクの圧電材料です。虫の羽ばたきによる振動で発電します。 実験は、ひもをつけたこの虫を飛ばせて行われました。 発電機を最適化すれば、100マイクロワットぐらい発電できるそうです。 虫の行動を制御する技術も開発が進んでおり、遠くない未来に、こんな虫が飛ぶようになるかもしれません。 ただ、この研究の紹介記事に、「フランケンシュタイン」と書かれているように、どんな結果が待ち受けているか、空恐ろしくもあります。

情報源:WBB最新情報 NTTデータ経営研 シニアスペシャリスト 竹内敬治

http://wirelessbroadband.seesaa.net/article/237359027.html#more


参考情報:
Frankenstein Cyborg Insects
(2011年11月25日、GreenMuze)
Harvesting energy from insects in quest to create tiny cyborg first responders
(2011年11月23日、Gizmag)
Energy scavenging from insect flight
Ethem Erkan Aktakka et al 2011 J. Micromech. Microeng. 21 095016
doi:10.1088/0960-1317/21/9/095016

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