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ニュース / 世界重要トピックス
2013年、PV供給の安定化で価格下落圧力が軽減
2012年10月02日

PV(太陽光発電)業界では世界的な貿易障壁の影響と撤退企業の増加で市場勢力図が劇的に変わりつつあり、2013年を乗り切ったモジュールメーカーは市場シェアを大きく伸ばすことができる見通しであることがNPDグループの最新刊Solarbuzz Quarterlyで明らかになった。

NPD SolarbuzzのアナリストMichael Barkerは「PV需要のグローバル化が進んでいることから、四半期毎の需要変動の波は小さくなる傾向にある。そのため、今後はより高い確実性をもって生産や出荷の計画を立てることができるようになる見込みだ。とはいえ短期的に見れば、市場が適正な需給バランスを持てるようになるまで、参入各社は利益確保に追われる状況が続くだろう」と述べている。

冷静な現状把握をもたらす2012年計画の下方修正
2012年第3四半期、大手PVモジュールメーカーは在庫レベル上昇(在庫日数が66日から79日に増加)と出荷減少(前期比7%減)に直面した。例年通り下半期に出荷が急増することを見込んで生産レベルを引き上げたためだ。しかし、第3四半期の最終市場需要はこの高い生産レベルを支えられる規模には達していない。

2012年上半期の世界需要は約13GWだったが、下半期需要は16GW程度と見られており、わずか25%しか増加しないことになる。そのため、大手モジュールメーカーは2012年一年間の出荷拡大計画を下方修正せざるを得なくなっており、第1四半期末時点で30%増としていた計画指針を現在ではその約半分のレベルに引き下げている。

Michael Barkerは「2012年も第4四半期には最終市場需要が高騰する見通しだが、第4四半期だけでモジュール消費量が10GWを超えた2011年の記録的レベルには及びそうもない」と述べている。

現在、2012年第4四半期の需要は8.5〜9.5GW程度になると見られており、NPD Solarbuzzでは2012年需要は30GWをわずかに下回るレベルになる可能性が最も高いと予測している。このレベルから25%の上振れの可能性もあるが、中国やインドで終盤に出荷が急騰すること、また欧州市場が強い回復を示すことがその大前提となる。


1: 世界のPVモジュール生産量と出荷量、需要の推移(Q312 - Q313


出典: NPD Solarbuzz Quarterly Q312


市場シェア拡大が2013年の最優先事項に
2013年に大手PVメーカーが市場シェア拡大の糸口を得るであろう兆しが見え始めている。そのためには、大手メーカーが長らく競争相手だった企業に代わって生産量を拡大するという、供給の合理化が必須となる。

2013年に起こるであろうこの安定化の段階は、下位メーカーの整理統合の増加という特徴を持つものになりそうだ。そうしたメーカーの多くはすでに生産を停止していたり、現在は単に在庫を処理しているだけという状況である。

需要と供給の安定化が続くことで、2013年にはASP(平均販売価格)の前期比下落率が緩やかになり、在庫積み上げのリスクも緩和されると見られる。そのため、最終市場需要の急変動で手持ち在庫の評価額が急減するようなリスクが少なくなり、川上のモジュールメーカーは高い在庫レベルを維持できるようになる。

以前は欧州系や米国系PVメーカーの淘汰に注目が集まっていたが、今後は不採算の二番手、三番手クラスの中国系メーカーがPV業界を去るケースが出てくることになりそうだ。


Michael Barkerは「モジュール供給の再編は2013年、ASP下落プレッシャー緩和やメーカーがコスト削減に集中できる機会、利益率の回復といった、待望の安定性をPV業界にもたらすことになりそうだ。市場の競争が穏やかになることで大手モジュールメーカーは川下販売チャネルへのアクセスが容易になり、生産と出荷の計画予測を連携させられるようになるだろう」と結んでいる。

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