スペインのマドリード市の駐車場には、今週二つの大きな変化が起きた。一部の地域では、新規の駐車メーターを導入し、低公害車には割引料金を適用し、排ガス対策のなされていないガソリン車には割増駐車料金を徴収できるようになった。
別のエリアでは、全てのパーキングメーターが撤去された。マドリード市当局は、新駐車メーターによる試みを混在メッセージングと呼んでいる。 マドリードの空気をきれいにするためにアップグレードされたスマートメーターを使うには、車を駐車する際にナンバープレート番号の入力が必要だ。ネットワーク接続されたメーターは、国のデータベースに登録されている車両情報と照合し、排ガス対策のされていないガソリン車には、最大で20%多く駐車料金を徴収できる。
また、ハイブリッド車やその他の低公害車に対しては最大20%の割引が与えられる。ブルームバーグによると、マドリード市のAna Botella市長は 「低排出ガスの車両には補助金をだすが、公害を出す車両には罰金を課す」と述べている。
カラバンシェルの郊外では、市がパーキングメーターを撤去することで、8年間にわたるパーキングメーター騒動が今週終結した。この町はマドリード市から5.6マイル離れた郊外にあり、住民は2006年以来パーキングメーターの件で市と争ってきた。
6月30日、Botella市長は、単に駐車メーターを処分し、住民は古いメーターがなくなったことを喜んでいる(写真)。
データベースに接続するスマートメータは2006年に、最初の4,000台が設置されたが、データと照合機能はこれまでうまく活用されていなかった。今回、更新された駐車メーターは駐車場があまりに混雑した時には駐車料金をあげることもできる。
情報源:AutoblogGreen
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